福岡アジア美術館では、1999年の開館当初から、毎年アジアの美術作家や研究者を一定期間招へいし、福岡に滞在しながら市民との共同制作やワークショップ、トークなどをとおして交流をおこなう「美術作家、研究者・学芸員等招へい事業」を進めてきました。こうした交流により、地域の人々がアジアの美術や文化への理解を深め、当館がアジアの美術交流拠点となることを目指しています。
アジア各地で活躍する美術作家や研究者・学芸員等を招へいし、滞在制作、研究やワークショップ、展覧会、講演会などをとおして、さまざまな美術交流をおこないます。
他の機関からの助成や自費で福岡に滞在し、作品制作や調査・研究活動を希望するアジアの美術作家やアジア美術の研究者・学芸員等を受け入れて、作品制作や調査・研究活動を支援します。
アジアの美術作家が福岡での滞在をとおして、福岡ならではの作品を制作します。福岡の美術作家やクリエーターなどとのコラボレーション、市民との共同制作をおこない、絵画、彫刻、写真インスタレーション、映像、パフォーマンスなどを制作・発表します。
アジアの美術作家や研究者が講師となって、小中高校や市民向けの創作活動をおこないます。ワークショップの参加者の興味や年齢・人数にあわせて、各作家の表現技法やアジアの文化などをテーマに、ワークショップを企画・実施します。
アジアの美術作家や研究者が、それまでの制作活動や研究について話をします。アジア各地のアートの動向やアジア美術研究の最新情報もお伝えします。