レジデンス事業

レジデンス事業の目的

福岡アジア美術館では、1999年の開館当初から毎年アジアのアーティストや研究者を一定期間福岡に招へいする「美術作家、研究者・学芸員等招へい事業」を進めてきました。2022年からは対象者を国内外のアーティストに拡張し、福岡での創作活動や作品発表等の機会を提供することで、アーティストが刺激し合って成長し、福岡から世界に羽ばくことを支援しています。また、市民との共同制作やワークショップ、トークなどの美術交流を推進し、現代アートやアジア美術、異文化に対する理解を醸成するとともに、国内外との人的・組織的なネットワークを構築することなどを通して、当館がアジア美術の交流拠点になることを目指しています。

招へい事業

アジアをはじめ国内外で活躍するアーティストを招へいし、滞在制作や展覧会、ワークショップ、トークなどをとおして、さまざまな美術交流をおこないます。

受入支援事業

他の機関からの助成や自費で福岡に滞在し、作品制作や調査・研究活動を希望するアジアのアーティストやアジア美術の研究者・学芸員等を受け入れて、作品制作や調査・研究活動を支援します。

主な活動内容

滞在制作・発表

地元のアーティストや協力者、市民などと交流しながら、絵画、彫刻、インスタレーション、写真、映像、パフォーマンスなどの作品を滞在制作・発表します。

ワークショップ

参加者の興味や年齢・人数にあわせて、各アーティストの表現技法やアジアの美術・文化などをテーマにしたワークショップを企画・開催します。

トーク

展覧会でのギャラリートークや市民向けのトークなど、招へいアーティストの活動内容や現代アートの最新動向を紹介するトークを開催します。