浦川 大志 Urakawa Taishi
1994年生まれ、福岡在住
2022年「New Artist Picks: Wall Project 浦川大志|掲示:智能手机ヨリ横浜仮囲之図」(横浜美術館、神奈川)
2021年「浦川大志×名もなき実昌展~異景への窓」(大川市立清力美術館、福岡)
2019年 浦川大志&名もなき実昌 二人展「終わるまで終わらないよ」(熊本市現代美術館、
熊本)
2018年「VOCA展2018」(大原美術館賞)
[招へい] 2024年7月1日〜2024年12月25日
浦川 大志公式X(旧Twitter)
浦川 大志公式Instagram
これまでの活動と、福岡での予定について
現代の風景画(遠近法)をテーマに、グラデーションの線やインターネット上に存在する画像などをモチーフに組み合わせた絵画作品を制作してきた。グラデーションの線は、ものの輪郭や境界線を曖昧にすることができるモチーフとして、浦川の中で特別な位置にあるという。
今回のレジデンスは地元福岡ということもあり、昔から関心を持っていた博多べいについて調べる。博多べいは廃材を用いて作られた壁だが、制作を通じて線を引くこと、曖昧なままに固定することについて何かのヒントを得ようとしている。
交流日記
9月15日 アート・ラウンド・テーブル
(Artist Cafe Fukuokaコミュニティスペース)
描画・写真を組み合わせた過去作品の紹介し、以前から興味を持っていた博多べいをモチーフにリサーチを行い制作を開始したことを語った。
9月11日 作品制作
福岡作家は半年間の滞在のため、今回の成果展は途中経過を展示する。壁を立てたり、ミシンを使ったり「博多べい」を起点とした作品を制作する。
7月14日 キックオフ・トーク マハブブ・ジョキオ/レガ・アユンディア・プトゥリ/安田葉/浦川大志/上村卓大
(Artist Cafe Fukuoka ギャラリー)
抽象的な物を解体し再構築することをテーマにした過去作品(風景画、ドローイング、インスタレーション)を紹介した。滞在制作は昔から興味を持っていた博多べいについてリサーチし、明確に境界をひく世の中でグラデーションを大事にした作品を制作したいことを語った。
7月3日 Artist Cafe Fukuoka入り
あじびの学芸員とコーディネーターを交えたガイダンスを終えた後、Artist Cafe Fukuokaの施設内を見学。