研究者 インド

プージャ・スード Pooja Sood

2000年度 招へい

1963年、 インド生まれ。 インディペンデント・キュレーター、 アート・マネージメント・コンサルタント。 美術及びビジネ スマネージメントで修士号を取得。 1998年から 「コージ 国際ワークショップ」のコーディネーター兼議長を務める。 デリー美術大学で西洋中世とインドの美術史を教え、国立 近代美術館 (ニューデリー) でも教えている。 ニューデリ 一在住。


[招へい] 1999年11月27日〜2000年1月26日

交流活動

プージャ・スードの今回の滞在プログラムは通常の滞在研究とは異なり、「インドのカレンダー・アート」展の開催という明確な目的 を持って実施された。 そのため、大部分の活動を現地インドでおこなったため、2回合わせても1カ月弱の滞在だった。 こんなに短期間の滞在にも関わらず、驚くべきスピードで大量の仕事をこなしていく彼女の力量には目を見張るものがあった。 また、そこにいるだけでその場の雰囲気を明るくするようなエネルギーに溢れた人柄が印象的であった。

企画展:「生活とアートⅠ インドのカレンダー アート 女神からピンナップへ」

会期/2000年1月20日 ~ 3月28日
会場/福岡アジア美術館 アジアギャラリー
主催/福岡アジア美術館
後援/(財) 福岡市文化芸術振興財団
キュレーター/パトリシア・ウベロイ、プージャ・スード

活動スケジュール

11月27日
福岡に到着。 「インドのカレンダー・アート」展図録作成 など展覧会開催のための準備作業をおこなう。
12月10日
帰国。
1月14日
再来日。「インドのカレンダー・アート」展の設営作業に 取りかかる。
1月20日
「インドのカレンダー・アート」展オープン。社会学者の パトリシア・ウベロイ氏とともに開催記念のギャラリー・ト ークをおこなう (30人参加)。
夜はあじびホールで「インド美術とジェンダーを語る会」 (主催: (財)福岡市女性協会他) に出席。
1月22日
あじびホールで上映会 「大衆メディアの中の女性たち〜 映画・ビデオクリップに見る女性イメージ~」 を開催。 インド映画 「ボビー」 (1973年/35ミリ/170分/監督:ラージ・ カブール)やテレビコマーシャル・ビデオなどを上映。 (120人参加)
1月23日
あじびホールで「インドのカレンダー・アート」展開催記 念講演会を開催。 パトリシア・ウベロイ氏とともに講師を務める。(75人参加)
1月26日
帰国。