研究者 韓国

チョ・ジョンラン Cho Jeong-ran

2007年度 招へい

1966年、韓国に生まれる。韓国の全南大学校で修士号を取得。現在は、韓国の巨済(コジェ)アートセンターの学芸員。


[招へい] 2008年1月8日〜2008年3月31日

調査・研究

障がいのある子どもと障がいのない子どもとの美術教育や日本の美術館における子ども向けの美術教育プログラムについて調査・研究した。また、東京、滋賀、兵庫、島根の美術館等を訪問し。担当者と意見交換した。

講演会(あじび美術講座)

音楽教育を通した美術ワークショップ:障がいのある子どもと障がいのない子どもの自我表現
について」(3/23)
2008年、チョ・ジョンランが韓国でおこなったワークショップでは、知的障がいのある子どもとな
い子どもたちが、ヴィヴァルディとストラヴィンスキーの音楽をまず鑑賞し、その後に、曲から受け
た印象や気持ちを絵で自由に表現した。このレクチャーでは、その過程を通して、美術と音楽の連
携や、障がいのある子どもを含めた芸術教育のあるべき方向性を探った。
応募者46人(あじびホール)

トーク

「トーク」(1/19)
これまでの活動を紹介し、滞在中のプランについて説明した。
一般参加者63人(美術情報コーナー)

ワークショップ

「夢と希望を育てるギャラリー」(2/29)
第1部:4年2組の児童8人が、当館の所蔵品ミン・ワエ・アウン『待つ』とヴァントゥイェト『ライオン』
    を鑑賞し、どちらか好きな作品を感じたイメージで絵画に表現した。
第2部:ひまわり学級(特別支援学級)の児童が2組の児童とペアとなり、一緒に所蔵品を観賞し、
    一緒に作品を完成させた。
今宿小学校4年生8人、ひまわり学級の児童8人(今宿小学校)
「人型モザイクを作ろう」(3/4) 写真⑮~⑱
「施設を活用した体験学習」で訪れた中学生とのワークショップ。韓国と日本の材料を使って、人
型のモザイクを作った。
西陵中学校2年生147人(企画ギャラリー)