美術作家 ベトナム

レ・タン・デュク Le Thanh Duc

2001年度 招へい

11973年、ベトナム、クアンニンに生まれる。1996年、ハノイ美術学校を卒業。ハノイ在住。


[招へい] 2001年9月3日〜2001年12月3日

交流活動

ベトナムの人々や祭りなどを抽象化した油彩画を驚くべき早さで描き上げ、滞在中に大小30点以上の作品を完成させた。また、商業ビルの空き店舗になった100メートルほどの壁面にベトナムと日本の祭りをテーマにした大作を描いた。うるし絵講座を開講して、ベトナム独自のうるし絵の技法を紹介した。

活動スケジュール

9月3日 
福岡に到着。
9月8日 
あじびホールでボランティア・スタッフに滞在中の活動予定を説明。担当ボランティア・スタッフが決まる。
9月11日 
キャンバスの木枠を作り、布地を張る作業をおこなう。
9月14日 
アジア・ギャラリーでおこなわれたタワン・ダッチャニーのギャラリー・トークを聴く。
9月15日 
パサージュ広場でおこなわれたタワン・ダッチャニーの絵画パフォーマンスを見学。
9月18日 
あじびホールで城東中学校の生徒にトークをする。(110人参加)
ボランティア・スタッフとともに箱崎宮の放生会に行く。
9月22日~24日
「あなたと作るアート 扇千花・紙で空間を作るプロジェクト・福岡」ワークショップ(福岡市美術館)に参加する。
9月25日 
ボランティア・スタッフとともに太宰府に行く。
9月26日 
博多リバレイン地下2階の空き店舗の仮設壁に絵画を制作し始める。
10月1日 
日本語を学び始める。
10月6日 
博多部周辺で開催された「灯明ウォッチング」を見学。
10月13日 
ボランティア研修旅行に同行し、広島県立美術館、広島市現代美術館、ひろしま美術館、平和記念資料館を訪問する。
10月23日 
すぎもりえいとく氏が地元協力美術作家となる。
10月25日 
「もてなし」展(福岡県立美術館)を鑑賞、野点に参加する。
11月1日 
ボランティア・スタッフとともに糸島方面に出かける。
11月18日~24日 
「デュクさんのうるし絵講座」をおこなう。(9人受講)
12月1日
「第2回アーティスト・イン・レジデンスの成果展」オープン。
ギャラリー・トークをおこなう。(65人参加)
12月3日 
帰国。