シンガポール

ジェレミー・ヒア Jeremy Hiah

2024年度 受入支援

1972生まれ、シンガポール出身


[受入支援] 2025年2月12日〜2025年3月11日

プロフィール

1993年以降、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスを中心に、世界各国で作品を発表。作品を通じて社会の変化をみつめ、そこに暮らす人々の生きざまに触れてきた。福岡では地元の寺社や歴史的文脈のある場所を訪れ、神道や自然信仰についてリサーチを実施予定。またシンガポールの華僑文化を想起させる日本の妖怪の物語や視覚表象にも強い関心を寄せる。
シンガポールで開催された「ユナイテッド・オーバーシーズ銀行絵画展 2023」にてシンガポール部門最優秀賞を受賞し、当館に1カ月間滞在。

《The Coward To bury one's head in the ground is to ignore or deny the existence of a problem in the hope it will eventually go away》2023年
《the centipede》とヒア・ウェイ・ハンのパフォーマンス、ロウェル・ロード、シンガポール 2022年
《Coward. Blame the sky, blame the the earth Never blame yourself》(パフォーマンス) スイス・バーゼル 2019年
「アジアトピア国際パフォーマンスアートフェスティバル」、BACC(バンコク) 2007年
《The Coward To bury one's head in the money is to ignore or deny the existence of a problem in the hope it will eventually go away》1994年

レジデンス制作作品公開

《サルではない、キングコングのビジネスだ》2025年 《胡蝶になる夢》2022年 @長野聡史
《本の虫の妖怪》2025年 @長野聡史
《厠の妖怪》2025年 @長野聡史
《厠の妖怪》2025年 @長野聡史
《本の虫の妖怪》2025年 @長野聡史
《本の虫の妖怪》2025年 @長野聡史
《厠の妖怪》2025年 @長野聡史

交流日記

3月8日 アーティストトーク

シンガポールでは妖怪や精霊が身近に住んでいるいう文化があるが、具現化はされていないので、今回の滞在で妖怪をテーマに木版作品《厠の妖怪》《本の虫の妖怪》を制作したと語った。
過去作品《サルではない、キングコングのビジネスだ》はビットコインがモチーフで仮想通貨の世界を表現していると語った

3月6日~3月16日 レジデンス制作作品公開

7F・8F各トイレ内に《厠の妖怪》、アートカフェ・図書閲覧室に《本の虫の妖怪》、企画ギャラリー前に過去作品《サルではない、キングコングのビジネスだ》《胡蝶になる夢》を展示した。
※《サルではない、キングコングのビジネスだ》《胡蝶になる夢》は3月9日まで展示した
撮影:長野聡史

3月5日 展示作業

3月6日からの展示に向けて、スタッフ総出で展示作業を行った。

2月27日 展示作品やスペースを相談

制作中の作品や過去作品の展示など、展示する作品や場所をスタッフと検討。各回のトイレや図書資料室などに設置することを決め、必要な数の作品を作り始めた。

2月13日 美術館到着

美術館に到着し、美術館スタッフとガイダンスを行った。