ソンポーン・ロドボーン Somporn Rodboon
1947年、タイ、バンコクに生まれる。1970年、シラパコーン大学版画科卒業。1977年、イリノイ大学教育学部美術教育研究所修士過程終了。1972-98年、シラパコーン大学美術学部助教授。タイの美術教育に携わり、国内の展覧会や「アジア太平洋トリエンナーレ」や「福岡トリエンナーレ」などの国際展でも重要な役割を果たしている。現在、チェンマイ大学助教授。
[招へい] 2000年9月9日〜2000年12月3日
交流活動
日本の女性アーティストを調査・研究。福岡だけでなく、関東、関西へ出かけて、精力的な活動をおこなった。また、連続講座では自国の美術を概説した。滞在中の研究成果は、3月に再度福岡に来て、フォーラム「日本とタイの女性アーティスト~その感性と創造性」の中でまとめられた。
活動スケジュール
9月9日
福岡に到着。
9月23日
旧御供所小学校で開催された「アートピクニック」(主催:MCP)を見学。
9月24日
MCP 旧御供所小学校でのワークショップに参加。
10月2日
西南学院大学後藤新治教授と面談。
10月3日
九州芸術工科大学の知足院美加子助手と面談。
10月7日
灯明ウォッチングを見学。
10月8日
能古島で開催された「NOKOいろり村プロジェクト」を見学。
10月13日
キャナルシティ博多に展示されているナウィン・ラワンチャイクンの「マンペンライ屋台」を見学。
10月20日
アジア美術館で福岡在住の美術作家、草野貴世氏に会う。
10月21日
アジア美術館で福岡在住の美術作家、仰木かなえ氏に会う。
10月18日
「第5回大分アジア彫刻展」のオープニングに参加する。
10月25日~30日
東京方面に調査に出かける。国際交流基金アジアセンター、東京都現代美術館、水戸芸術館、原美術館、埼玉県立近代美術館などを訪問。
11月4日、5日、11日
あじびホールで「ソンポーン先生のタイ現代美術講座」を開講。( ページ参照)
11月9日
福岡県立美術館を訪問。
11月13日
福岡市美術館で福岡在住の美術作家、桒野よう子氏に会う。
11月23日
雷山に行く。
11月14日~16日
東京方面に調査に出かける。東京都写真美術館、東京藝術大学大学美術館などを訪問。「立川国際芸術祭2000」を観覧。
11月23日~27日
京都、奈良に調査に出かける。京都国立近代美術館、京都国立博物館などを訪問。
12月3日
帰国。