美術作家
中国
ジャン・ペイリー (張培力) Zhang Peili
1999年度
招へい
1957年、 浙江省抗州生まれ。 1984年、 浙江美術学院洋 画科卒業。80年代からビデオによる制作を始め、中国にお けるビデオ・アートの第一人者として活躍。93年には 「ベネチア・ビエンナーレ」に参加。 「第1回福岡トリエンナーレ」 には、ビデオ・インスタレーション「いいようのない快感」 を出品している。
[招へい] 2000年2月15日〜2000年4月10日
交流活動
ジャン・ベイリーは、2カ月間の福岡滞在中に福岡アジア美術館1階ロビーに設置しているインフォメーション・テレビの映像ソフトを制作した。タイトルは、「曲線の中の人形」で、人形が21台のモニターテレビの画面を放物線を描きながら移動するという作品。 NHK福岡放送局のスタジオに7台のベータカム・ビデオカメラを並べての大がかりな撮影となった。 編集も最新の技術を駆使して、 大勢の技術スタッフの協力を得て完成した。
活動スケジュール
2月15日
福岡に到着。 早速、福岡アジア美術館1階ロビー に設置している「インフォメーション・テレビ」の 映像ソフトを制作するための構想を練りはじめる。
2月21日
制作協力するNHK九州メディスのスタッフと打ち合わせ。 その後、市内のおもちゃ屋に出かけ、 撮影に使う人形を買う。
2月25日
撮影・編集するNHK福岡放送局を下見する。
3月 2日
NHK福岡放送局のスタジオで撮影 ( 3日まで)。
3月14日
NHK福岡放送局の編集室で編集をおこなう (16日まで)。
4月 5日
出来たばかりのレーザーディスクをセットして、 映像をチェックし、完成。
4月6日~9日
京都へ視察旅行に出かける。
4月10日
帰国。