クォン・リョウォン Kwon Ryeowon

2000年生まれ、韓国在住
2024年「Beyond the Pursuit in a Jar」Ehwa Gallery (光州、韓国)
2023年「The Sum of Layers」sansussari (光州、韓国)
2023年「We Learn the Rules in Order to Break Them」Fujian Huaguang Photography Art Museum(福建省泉州市、中国)
2021年「NEVERTHELESS」Beomo Art Street (大邱、韓国)
[招へい] 2025年1月20日〜2025年3月20日
Profile
レンズを通して感覚の世界を探求するクォンは、境界という地点に留まり、定義されないものとの関係を紡いできたアーティスト。特に社会で疎外されているものに着目し、写真を通して視覚化してきたクォンは、福岡アジア美術館と光州市立美術館との交換レジデンス作家として、福岡で2カ月間滞在制作をする。
レジデンス制作作品公開
交流日記

3月11日 ワークショップ「私に送る手紙:思い出の写真を使って新しい風景を作ろう!」
城西中学校の生徒に過去作や展示中の作品について紹介した後、子どもたちが事前に撮影していた写真にシールやビーズ、モールなどの素材を使ってコラージュ作品を制作するワークショップを行った。

3月8日 アーティストトーク
展示会場である7F、8Fの境界のM8で写真と実物の境界、立体と平面の曖昧さを表現したかったと語った。福岡の印象深い場所として人工浜であるももち浜をあげ、作品によって都市と自然の間の光州と似た感覚を呼び起こせたらと語った。
撮影:長野聡史

3月6日~3月16日 レジデンス制作作品公開
滞在中に撮影した写真を元に、美術館内のラウンジM8でインスタレーション《また会えますように》を展示した。
撮影:長野聡史

3月5日 展示作業
3月6日からの展示に向けて、スタッフ総出で展示作業を行った。

2月18日 打合せ
3月の展示に向けて、本格的に展示する作品や展示方法、展示場所の検討を始めた。

2月6日 材料買い出し
スタッフと共に市内のホームセンターや手芸屋などを巡り、作品に使う素材を吟味した。

2月5日 花田智浩氏訪問
2022年度のレジデンスアーティスト、花田智浩氏がスタジオを訪問。作品や福岡でのプランについて紹介した。

1月29日 Revo Labo base訪問
ものづくりのための総合施設「Revo Labo base」を訪問。写真を印刷するにあたって利用できる様々なプリンターのほか、刺繍専用のミシンや撮影スタジオなどをご案内いただいた。

1月21日 ガイダンス
学芸員や美術館スタッフとのガイダンスを終えた後、美術館内のスタジオや学芸課、展示室などを見学した。