下寺孝典 (タイヤ) Shimodera Takanori (TAIYA)
1994年生まれ
大阪市在住
2019年京都芸術大学大学院修了(修了展で優秀賞及び浅田彰賞受賞)
2019年片岡真実キュレーション「KUAD ANNUAL2019 宇宙船地球号」(東京都美術館)
2021年「TOKYO MIDTOWN AWARD 2021」(アートコンペでグランプリ受賞)
2022年 アートユニット「親指姫」結成
※Photo by Daiki Tsutsumi
[招へい] 2023年1月10日〜2023年3月10日
下寺孝典公式Instagram
プロフィール
在学中からアジア諸国の屋台研究をおこない、現在は屋台研究家として活動。アジア各国の都市を旅しながら、人々の路上での振る舞いを観察・記録するとともに、屋台の生産流通に踏み込みながら実践的活動をおこなっている。
福岡では、社会学や都市史の研究者の知見を借りながら、現在失われつつある屋台を中心としたまちの風景を調査し、インスタレーション作品として発表する。
このほか滞在中には、博多のまちを探検し、参加者がまちの不思議なもの、面白い風景を記録し、共同でコラージュしていくワークショップを計画している。
第18回福岡アジア美術館アーティスト・イン・レジデンスの成果展 2022 記録と表現―立ち止まり、また動き出す
交流日記
2月25日~3月5日「第18回 アーティスト・イン・レジデンスの成果展 2022 記録と表現―立ち止まり、また動き出す」
福岡アジア美術館展示作品。
撮影:竹藤龍祐
3月5日 成果展関連イベント:クロージング・トーク・イベント「屋根の可能性/仮設の可能性」(福岡アジア美術館)
ベトナムに住んだ経験を持つ建築家・岩元真明氏(九州大学芸術工学研究院 環境設計部門、ICADA)をゲストに交えて、アジアの都市と日本、福岡での生活の違い、建築設計や研究において「屋根」をどのように捉えているのかを話した。
2月25日 成果展関連イベント:トーク&パーティー「動く屋根の下で」
「まちとひとをつなぐアジアの動く屋根」と題し、福岡とアジアの屋根が吊るされた会場で、アジアの屋台と人々が集う路上文化について話した。その後、屋根の下に集って特製のおでんを参加者にふるまった。
2月25日~3月5日 「第18回 アーティスト・イン・レジデンスの成果展 2022 記録と表現―立ち止まり、また動き出す」
滞在制作作品《屋台リサーチ・プロジェクト[福岡・アジア編]アーカイブルーム》をArtist Cafe Fukuokaスタジオに展示。また、福岡アジア美術館で《福岡の動く屋根》、《ジョグジャカルタの動く屋根》、《バンコクの動く屋根》を展示。
撮影:竹藤龍祐
2月22日 成果展展示準備(福岡アジア美術館)
アートカフェでアジアの屋台の屋根インスタレーション《動く屋根》の展示作業を行った。
2月4日 ボランティア交流会(Artist Cafe Fukuokaスタジオ)
アジ美ボランティアスタッフと交流。
2月3日 櫛田神社 節分大祭 参拝
Ⅲ期レジデンンス・アーティスト4名は、大きなおたふく面が設置された櫛田神社で、豆まきを楽しんだ。
1月31日 ワークショップ「屋台の屋根を彩ろう」(福岡アジア美術館)
名島小学校児童にいろいろな国の屋台を紹介した後、ビニールシートでできた屋台の屋根に屋台で食べたいものの絵を思い思いに描いた。
「ちくごアーティスト・イン・レジデンス」に参加していた牛嶋太洋氏、興梠優護氏、宮本華子氏がワークショップをサポート。
1月22日 アーティスト・トーク「福岡で出会う、歩く、聴く」(Artist Cafe Fukuokaスタジオ)
過去に制作した屋台、活動内容、現在制作中のインスタレーションに
ついて話す。アーティスト自ら訪れた人にチャイをふるまった。
1月12日 赤城製作所(福岡市)に連日通い制作を開始
3年前から福岡の屋台をリサーチし、赤城孝子氏、松本孝敏氏の協力を得て協働制作を開始。