ゴン・ジエション (耿傑生) Keng Chieh-Sheng (耿傑生)
1989年生まれ、台湾・台北在住
2016年交換プログラムで多摩美術大学で学ぶ
2019年台湾国立芸術大学大学院修了
2021年個展「Materiality and Perception/物質性と知覚」(FreeS Art Space、台北/台湾)
2022年個展「In Action」(Da Xiang Art Space、台中/台湾)
[招へい] 2022年9月20日〜2022年12月14日
ゴン・ジエション (耿傑生) インスタグラム
プロフィール
台湾や東アジアの人々の習慣、あるいはその身体性に注目して、オブジェやインスタレーションなどをこれまで制作。木の質感を重視した木彫作品やミクストメディアの作品を発表している。
福岡での滞在中には、福岡アジア美術館の周辺地域がかつて海だったことに注目し、多角的にリサーチをおこなう。その後、日本の干拓や水上置換の概念などを吟味し、これまでにない新作インスタレーションを制作する予定。文化的言語、記憶、身体、環境などを結びつけ、人間の活動がどのように関連しているかを示そうとする。
第17回 福岡アジア美術館 アーティストイン・レジデンスの成果展「境界を縁どるー石、呼吸、埋立地」
交流日記
12月3日~12月11日 「第17回 アーティスト・イン・レジデンスの成果展 2022境界を縁どる―石、呼吸、埋立地
「本庄湯」展示作品。
12月3日~12月11日 「第17回 アーティスト・イン・レジデンスの成果展 2022境界を縁どる―石、呼吸、埋立地
福岡アジア美術館展示作品。
12月3日~12月11日 「第17回 アーティスト・イン・レジデンスの成果展 2022境界を縁どる―石、呼吸、埋立地
滞在制作作品《水循環 ウォーターサイクル》を本庄湯、Artist Cafe Fukuokaスタジオ、福岡アジア美術館の3会場で展示。
12月3日 成果展ギャラリー・トーク(Artist Cafe Fukuokaスタジオ)
埋立地の水はどこにいくのか?という問いから制作が開始したこと、福岡の水に関する場所を歩いて自然が豊かだったことなどを話し、展示作品解説を行う。
11月30日 成果展展示準備(本庄湯)
インスタレーション《水循環 ウォーターサイクル》の展示会場のひとつ、本庄湯の出入口に干し人魚のオブジェなどを展示した。
11月23日 音声作品の収録(LOVE FMスタジオ)
かっぱの生態を知る生物学者 姜益俊(九州大学)、福岡の郷土史に詳しいY氏とアーティストがてい談し、ラジオ番組のように収録した。
11月18日 映像作品の撮影
作家自ら木製の浴槽を背負い、福岡市内の水に関わる地点をめぐる映像《水循環 ウォーターサイクル》:撮影者 牧園憲二、 古閑慶治を撮影。
11月17日 アーティスト・トーク(あじびホール)
有田小学校の小学生を前に台湾の気候や交通に関する豆知識、食べ物についてアーティスト・トークを行う。
11月9日 本庄湯訪問
成果展で作品を展示するため銭湯「本庄湯」(中央区今泉)に下見。
10月22日 博多灯明ウォッチング
作家がデザイン・準備した灯明「カッパにんぎょ」がフェスタススクエア(ホテルオークラとリバレインセンタービルの間の小路)に展示された。
10月16日 ボランティア交流会(Artist Cafe Fukuokaスタジオ)
あじびボランティアスタッフと交流会。
10月12日 山王雨水調整池訪問
Ⅱ期レジデンス・アーティスト3名は福岡市中部水処理センターの方より丁寧な説明を受け、山王1号雨水調整池と山王2号雨水調整池の2つの調整池を見学。
10月10日 アーティスト・トーク「アーティスト・イン・レジデンンスってなんだろう?」(Artist Cafe Fukuokaスタジオ)
木彫を学んだ経験をもとに、空間や知覚に関する知識を取り入れた、彫刻・インスタレーション・映像の自作解説、福岡での活動予定などについて語った。
9月29日 福岡市博物館でリサーチ
福岡市の海岸線の変遷を宮野弘樹学芸員に尋ねる。