研究者 インドネシア

アミヌディン・トゥア・ハモナンガン・シレガー Aminudin Tua Hamonangan Siregar

2007年度 招へい

1973年、インドネシアに生まる。バンドン工科大学で修士号(美術)を取得。現在は、同大学にある美術館の館長兼主任学芸員。


[招へい] 2008年1月17日〜2008年4月1日

調査・研究

当館が所蔵するインドネシアの作品の調査や太平洋戦争中にインドネシアに設立された啓民文化指導所について研究した。

講演会(あじび美術講座)

「プロパガンダのための美術:インドネシア美術における日本の影響」(3/15)
太平洋戦争中の1943年、インドネシアのジャワ島に「啓民文化指導所」という文化センターが設
立された。この啓民文化指導所は、日本軍宣伝部の下部組織にあたり、文学、音楽、演劇、映画、美
術などの幅広い分野でインドネシアの当時の文化に影響を与えた。このレクチャーでは、啓民文
化指導所がインドネシア近代美術にどのような影響を与えたのかを考察した。
応募者49人(あじびホール)

トーク

「トーク」(1/19)
これまでの活動を紹介し、滞在中のプランについて説明した。
一般参加者63人(美術情報コーナー)
「スクール・プログラム」(2/28)
インドネシアの文化について紹介した。
宗像市立大島中学校の全生徒20人(美術情報コーナー)
「スクール・プログラム」(3/11)
インドネシアの文化について紹介した。
東住吉小学校6年生24人(美術情報コーナー)
「とびだせ! アジア美術館」(3/1)
こども総合相談センターに展示されたインドネシアの所蔵品について説明したり、ビン乗せ競争
というインドネシアの遊びを紹介した。
小・中学生約20人(こども総合相談センター)

ワークショップ

「想像のインドネシア」(2/29)
インドネシアの小学生に送る絵はがきを制作した。
今宿小学校4年生24人(今宿小学校)