アブドゥス・サラム Abdus Salam
1971年、バングラデシュに生まれる。バングラデシュのダッカ大学で修士号(美術)を取得。2005年には「第3回福岡トリエンナーレ」に出品。
[招へい] 2007年9月10日〜2007年12月11日
滞在中の活動
福岡市の櫛田神社や聖福寺、大分県竹田市の岡城址などで歴史の記憶をとどめた建造物や遺物などを紙に写し取る「スペース・プリント」を制作した。また、福岡市総合図書館で福岡大空襲について調査し、資料をもとにしてインスタレーション「福岡大空襲後」を制作した。
ワークショップ
「バナナの木で囲まれたステージを紙細工で飾ろう」
(10/5)
ハサミで切り抜いて紙細工を作り、ステージに飾った。
若久特別支援学校高等部の生徒27人(美術情報コーナー)
「愛と希望の絵を描く」(10月中頃~)
長いロール紙にマジックペンで愛と希望をテーマにした絵
やメッセージを描いた。
一般参加者約50人(彫刻ラウンジ)
「バングラデシュの竹細工を作ろう」(10/25)
バングラデシュの儀式で使われる竹細工を制作した。
大分県豊後市立小富士小学校の全児童24人(小富士小学校)
「バナナの木で囲まれたステージを紙細工で飾ろう」(11/2)
住吉小学校1・2年生41人(美術情報コーナー)
「バナナの木で囲まれたステージを紙細工で飾ろう」(11/6)
住吉小学校3・4年生43人(美術情報コーナー)
「バングラデシュのリキシャを作ろう」(11/10)
バングラデシュを走るリキシャのように自転車を紙細工で装
飾した。
小・中学校の児童・生徒27人(こども総合相談センター)
「愛と希望の絵を描く」 (11/15) 写真⑯
長いロール紙に愛と希望をテーマにした絵を描いた。
千早小学校6年生77人、名島小学校6年生148人
(彫刻ラウンジ)
「バングラデシュの民話から木のレリーフを作ろう」
(11/16~11/20、計5回)
1枚の板にバングラデシュと日本の民話を題材にしたレリー
フを制作した。
応募者12人(交流スタジオ)
トーク
「スクール・プログラム」(9/13)
バングラデシュの文化について紹介した。
有田小学校3年生90人、南当仁小学校6年生109人
(あじびホール)
「アーティスト・トーク」(9/22)
これまでの活動や過去の作品、滞在中のプランについて紹介
した。
一般参加者約50人、美術情報コーナー
「アーティスト・トーク」(12/1)
「第8回アーティスト・イン・レジデンスの成果展パート2」の
開会式後、福岡で制作した『スペース・プリント』について
語った。
一般参加者67人(彫刻ラウンジ)
展覧会
第8回アーティスト・イン・レジデンスの成果展パート2」
(12/1~12/25)
博多に残る史跡や戦争を物語る遺品などを写し取った版画
シリーズ『スペース・プリント』や福岡大空襲のインタビュー
資料に基づいた立体作品『福岡大空襲後』、「美」や「愛」とは
何かを人々に問いかけた作品などを、彫刻ラウンジと美術情
報コーナーで展示した。