マレーシア

サブリ・イドゥルス Sabri Idrus

2023年度 受入支援

1971生まれ、マレーシア、ケダ出身

レジリエンス(回復力)をテーマに、社会におけるアーティストとしての自分、素材の実験的な試み、時を越えた視覚的なレジリエンスのあり方などを模索する。福岡では、伝統的な暮らしや福岡城址などをリサーチし、建築的な構造をアクリルや塗料を用いて絵画化する予定。シンガポールで開催された「ユナイテッド・オーバーシーズ銀行絵画展 2020」にてマレーシア部門最優秀賞を受賞し、当館に1カ月間滞在。


[受入支援] 2023年5月10日〜2023年6月9日

「One」 2019年
「Miracle」2020年
「The Unseen Physic」2019年

2023年度 福岡アジア美術館 受入支援事業 サブリ・イドゥルス & メリアンタ・ムリアワン レジデンス制作作品公開&トーク

【滞在制作作品】《舞鶴-東》《舞鶴-西》 2023年 アクリル・画布 各140×240cm (2枚組)

交流日記

6月4日 成果展関連イベント:「オープニング・トーク」
(福岡アジア美術館、アジアギャラリー前)

作品の構想を得るために舞鶴公園や福岡城を歩いて回ったり、工業用塗料や粉末などの実験的な素材を用いて、歴史的な建造物や風景を絵画化したことを話した。

6月1日 CHIJ中学校のスタジオ訪問
(福岡アジア美術館、交流スタジオ)

展示中の作品の前で、シンガポールのCHIJ中学生12名に作品のコンセプトや福岡での経験、過去作品などについて説明。交流スタジオでは、作品制作の魅力や技法についても語った。

6月1日~6月20日「2023年度福岡アジア美術館受入支援事業 サブリ・イドゥルス & メリアンタ・ムリアワン レジデンス制作作品公開&トーク」
(福岡アジア美術館、アジアギャラリー前)

滞在制作作品《舞鶴-東》《舞鶴-西》を福岡アジア美術館ロビーに展示。

5月27日 ボランティア交流会
(福岡アジア美術館、アートカフェ、交流スタジオ)

あじびボランティア・スタッフに制作中の作品を説明したり、質問に答えるなどして交流を深めた。