第3回アーティスト・イン・レジデンスの成果展

期間
2001年12月1日 (土) 〜 2001年12月25日 (火)
会場

交流ギャラリー、交流スタジオ

平成13年度招聘アーティスト4名が、滞在中に制作した作品などを展示、発表します。

アルフレッド・エスキーリョ(フィリピン)はフィリピンの乗り合いバス(ジープニー)の形をした立体作品を制作。カム・タン・サリアンカム(ラオス)はラオスの人々や寺院などの油彩画を描いた後、福岡で見た神社や海などを描き、ラオスと日本というふたつの文化を比較。レ・タン・デュク(ベトナム)はベトナムの人々や祭りなどを抽象化した油彩画を制作。ディアント(インドネシア)は交流スタジオの一角を仕切った壁に絵をかき、インスタレーション「苦難の中で」を構成します。

 

◆参加アーティスト◆

アルフレッド・エスキーリョ/Alfredo D. Esquillo Jr.(フィリピン)

1972年生まれ。1993年、サント・トマス大学美術学部卒業。1999年、第1回福岡トリエンナーレに出品。今回フィリピンの乗合バスをイメージした作品を制作。

 

カム・タン・サリアンカム/Kham Tanh Saliankham(ラオス)

1973年生まれ。1994年、国立美術学校第2級資格取得。1996年より同美術学校で絵画を教える。ラオスの文化や伝統、風景を題材にした油彩画を制作。

 

レ・タン・デュク/Le Thanh Duc(ベトナム)

1973年生まれ。1996年ハノイ美術学校卒業。ベトナムの生活をモチーフにした油彩画を描く一方で、金や卵を使ったうるし絵を制作している。9月3日から3カ月間、福岡アジア美術館に滞在。

 

ディアント/Diyanto(インドネシア)

1962年生まれ。インドネシアの社会状況をテーマにした絵画やインスタレーションを制作。90年代からパフォーマンスをはじめる。9月4日から3カ月間福岡に滞在。