ヤン・ヨンリャン（楊泳梁） Yang Yongliang

ヤン・ヨンリァンは、《破》という映像作品の福岡での場面を撮影した。「現代人は都市の中でプレッシャーを感じながら生活していて、内面を明らかにするのではなく、剣道の面をかぶっている剣士のように顔を隠している。武具をまとっていても心の中はとても弱い剣士（＝現代人のメタファー）が、都市の中にいるという状況を表現したい」とヤンは言う。
福岡に到着して早々に福岡市内や近郊の海岸でロケハン、剣士役のオーディション、福岡フィルムコミッションとの打ち合わせ、武具の借用依頼、照明・特機会社で必要機材の確認など、着々と撮影の準備を進めていった。そして、剣道の武具をまとい竹刀を持った剣士が、福岡市役所の屋上、南公園、博多駅、シーサイドももち海浜公園、桜井二見ヶ浦（福岡県糸島市）などをさまよい、白猫と戯れたりする場面を4日間にわたって撮影した。

●10月16日
アーティスト・トーク
参加者：九州大学芸術工学部　2年生　50名
場　所：アジアギャラリー

●10月17日
アーティスト・トーク
参加者：九州大学芸術工学部　3年生　50名
場　所：あじびホール

●11月9日
アーティスト・トーク
参加者：一般52人
場　所：交流スタジオ