イアン・ティー Ian Tee
1994年シンガポール生まれ、シンガポール在住。
2025年 「UOB Painting of the Year Award」、シンガポール部門最優秀賞
2025年「DEEP CUTS」、シンガポール美術館
2024年「The Unfaithful Octopus」、 MAIIAM 現代美術館 (チェンマイ、タイ)
2023年「MOBY DICK (I AM THE DEVIL IN YOUR HEART)」(個展)、 Ames Yavuz(シンガポール)
2021年「KILL YOUR DARLINGS」(個展)、S.E.A. Focus(シンガポール)
ポートレート撮影:Michelle Yap
[招へい] 2026年7月15日〜2026年10月8日
イアン・ティー公式ウェブサイト イアン・ティー公式インスタグラム
これまでの活動と、福岡での予定について
1994年生まれ、シンガポール拠点。昨年の「ユナイテッド・オーバーシーズ銀行絵画展」でシンガポール部門最優秀賞を受賞。
福岡では第二次世界大戦の歴史や記憶をたどり、人々との屋外制作を通じてそれらがどのように受け継がれているのかを探求する。
交流日記
8月18日 中村研一・琢二 生家美術館、占部建設を訪問(福岡県宗像市)
みぞえ画廊の阿部和宣氏にご紹介・ご同行いただき、両施設を訪問した。中村研一・琢二 生家美術館では、館長の中村嘉彦ご夫妻にご案内いただき、中村兄弟の作品やスケッチ、家系図、幼少期の記録など、様々な資料に触れた。その後、中村研一、藤田嗣治の作品や浮世絵などを数多くコレクションをしている占部建設では会長の占部康行氏にお話をうかがった。
8月12日 立石ガクブチ店を訪問
太平洋戦争末期に掘られた防空壕が、現在も床下に残されている立石ガクブチ店を訪問。3代目店主の立石武泰氏に、手作りのパネルや地図を用いながら、1945年6月の福岡大空襲や、当時の博多の様子についてお話をうかがった。
8月6日 九州大学医学歴史館を訪問
2025年に開催された「東野利夫展(~戦後80年、戦争と医療を考える~)」企画当時の担当学芸員と、現在の学芸員にお話をうかがった。展覧会の内容や開催に至った背景、来場者からの反応について伺ったほか、当時の資料や地図を見ながら、戦争と医療をめぐる歴史や、現在の建物とのつながりについて説明を受けた。
8月2日 谷公園、博多小学校 平和祈念室を訪問
旧陸軍の福岡陸軍墓地を前身とする谷公園で、園内に残る戦没者慰霊碑などを見て回った。博多小学校の平和祈念室では福岡大空襲で、当時の奈良屋小学校を襲った焼夷弾による火災で焼けた木製の扉や市民が使用していた防空頭巾、当時の学校職員による防空日誌などを鑑賞した。
8月1日 福岡アジア美術館のコレクション展「アジア美術の歩き方 東アジア編 近さと違いをめぐる旅」を鑑賞
福岡アジア美術館ボランティアの方々に、作品の背景や見どころを英語でご案内いただきながら、展示を巡った。その後、会議室でボランティアの方々が企画・準備をしたレジデンス歓迎会に参加した。
7月28日 大濠公園能楽堂訪問
客席や舞台だけでなく、楽屋や演者が舞台へ向かう前に身支度を整える「鏡の間」も外から見学。鏡の間、橋掛り、舞台へと続く空間の構成を間近に見ることで、建築や舞台のつくりだけでなく、能という伝統芸能の背景にある精神性にも触れる時間となった。
7月25日 キックオフ・トーク (Artist Cafe Fukuoka)
作家であり編集者でありでキュレーターでもあること、過去作品であるコラージュ作品などの紹介をした。滞在期間中は戦時中にシンガポールに渡った作家 中村研一についてリサーチをおこない、作品に活かしていきたいと語った。
7月24日 南蔵院(糟屋郡篠栗町)、博多港訪問
有名な釈迦涅槃像や、周辺を見学した。その後、福岡における第二次世界大戦の遺産を探求するプロジェクトを行うリサーチの為、福岡市に戻り博多港引揚記念碑《那の津往還》を鑑賞した。
7月23日 福岡の歴史を学ぶツアー
福岡市観光案内ボランティアの「福岡城址・鴻臚館跡コース」に参加した。福岡城むかし探訪館や鴻臚館跡展示館、二の丸、下之橋御門などを巡りながら、古代の対外交流の拠点から、福岡城、陸軍基地、戦後へと移り変わってきたこの場所の歴史を辿った。
7月19日 アートハウス88・匠ギャラリー訪問
アートコーディネーター/インディペンデントキュレーターの宮本初音氏が運営する「アートハウス 88」を訪問。過去にFAAM AIRに参加したアーティストの作品などを見せていただいた。午後は、アクロス福岡にある「匠ギャラリー」を訪問。博多人形・山笠人形師の白水英章氏から山笠や祭り文化について伺い、自国の祭りや伝統文化についても紹介した。
7月18日 福岡市美術館訪問
教育普及学芸員の﨑田明香氏に、コレクション展を中心にご案内いただき、福岡の歴史にちなんで制作された塩田千春氏の《記憶をたどる船》などを見学。
7月17日 初回ガイダンス
初めてArtist Cafe Fukuokaに入り見学をした後、あじびスタッフやコーディネーターたちと滞在制作のプランを話し合った。