ハン・ハン Hằng Hằng
1995年ベトナム・ハノイ生まれ、フランス・パリ在住。
2025年「Dogma Prize 2025」(ホーチミン、ベトナム)
2025年「The Reason Is A Dog. The Reason Is A Flower」(個展)、Galerie BAO (パリ)
2025年「Choreography in Resonance」、瀬戸内国際芸術祭、香川県立ミュージアム
2024年「Con ơi cơm chín rồi」、リンデン博物館 (シュツットガルト、ドイツ)
2022年 「Early Summer」、Documenta 15 (カッセル、ドイツ)
ポートレート撮影:HUNG NGUYEN
[招へい] 2026年7月16日〜2026年10月8日
ハン・ハン公式ウェブサイト ハン・ハン公式インスタグラム
これまでの活動と、福岡での予定について
1995年生まれ、ハノイとフランスのパリ拠点。「瀬戸内国際芸術祭2025」の関連プロジェクトに参加。
福岡では人々の暮らしや風景を観察し、生活や自然との関わりの中に立ち現れる聖なるものについて探求する。
交流日記
8月13日 埋蔵文化財課を訪問
スタジオのあるArtist Cafe Fukuokaの2階にある埋蔵文化財課を訪問。福岡市内の遺跡から出土した考古資料の収蔵・管理をはじめ、保存処理や分析調査などについて、スタッフの方々にさまざまなお話をうかがった。
8月12日 立石ガクブチ店を訪問
太平洋戦争末期に掘られた防空壕が、現在も床下に残されている立石ガクブチ店を訪問。3代目店主の立石武泰氏に、手作りのパネルや地図を用いながら、1945年6月の福岡大空襲や、当時の博多の様子についてお話をうかがった。
8月8日 高取焼味楽窯を訪問
十五代・亀井味楽氏に黒田藩の御用窯として茶器を手がけてきた高取焼の歴史をご紹介いただき、敷地内では、約40年前まで使われていた登り窯や茶室を見学した。
8月5日 九州製氷株式会社を訪問
氷ができるまでの工程や、温度・時間によって生じる違いについてお話をうかがった。また、氷の貯蔵庫にもご案内いただき、保管されている氷を間近で見学した。
8月1日 福岡アジア美術館のコレクション展「アジア美術の歩き方 東アジア編 近さと違いをめぐる旅」を鑑賞
福岡アジア美術館ボランティアの方々に、作品の背景や見どころを英語でご案内いただきながら、展示を巡った。その後、会議室でボランティアの方々が企画・準備をしたレジデンス歓迎会に参加した。
7月31日 九州大学芸術工学部の田羅研究室を訪問
特殊素材や加工技術、新素材に着目し、新たな素材や表現の可能性を研究している田羅研究室を訪問。構想している作品プランについて相談し、シリコン型を使った氷の成形の可能性や、金属を床面に固定する方法などについて技術的なアドバイスをいただいた。
7月28日 大濠公園能楽堂訪問
客席や舞台だけでなく、楽屋や演者が舞台へ向かう前に身支度を整える「鏡の間」も外から見学。鏡の間、橋掛り、舞台へと続く空間の構成を間近に見ることで、建築や舞台のつくりだけでなく、能という伝統芸能の背景にある精神性にも触れる時間となった。
7月25日 キックオフ・トーク (Artist Cafe Fukuoka)
今まで家族や歴史、過ごしてきた時間、言語などをテーマに作品制作をしてきたこと、福岡では個人的な神聖な物を探求し、水や氷を使った作品を制作したいことなどを語った。
7月24日 南蔵院(糟屋郡篠栗町)、博多港訪問
釈迦涅槃像や境内の石像だけでなく、献灯台のデザインや、苔や塵が付着し光を透過するビニールカーテンなどにも目を留めていた。その後、福岡市に戻り博多港引揚記念碑《那の津往還》を鑑賞した。
7月23日 福岡の歴史を学ぶツアー
福岡市観光案内ボランティアの「福岡城址・鴻臚館跡コース」に参加した。福岡城むかし探訪館や鴻臚館跡展示館、二の丸、下之橋御門などを巡りながら、古代の対外交流の拠点から、福岡城、陸軍基地、戦後へと移り変わってきたこの場所の歴史を辿った。
7月19日 アートハウス88・匠ギャラリー訪問
アートコーディネーター/インディペンデントキュレーターの宮本初音氏が運営する「アートハウス 88」を訪問。過去にFAAM AIRに参加したアーティストの作品などを見せていただいた。午後は、アクロス福岡にある「匠ギャラリー」を訪問。博多人形・山笠人形師の白水英章氏から山笠や祭り文化について伺い、自国の祭りや伝統文化についても紹介した。
7月18日 福岡市美術館訪問
教育普及学芸員の﨑田明香氏に、コレクション展を中心にご案内いただき、福岡の歴史にちなんで制作された塩田千春氏の《記憶をたどる船》などを見学。
7月17日 初回ガイダンス
初めてArtist Cafe Fukuokaに入り見学をした後、あじびスタッフやコーディネーターたちと滞在制作のプランを話し合った。