第26回 アーティスト・イン・レジデンスの成果展
視差―いつもそこに在るもの
- 期間
- 2026年9月19日 (土) 〜 2026年10月5日 (月)
- 会場
Artist Cafe Fukuoka(福岡市中央区城内2-5)
11:00-19:00 ※最終日は15:00まで
9月24日(木)、9月28日(月)休館
福岡アジア美術館では、これからの活躍が期待されるアーティストを国内外から招へいし、福岡での滞在制作や市民との美術交流などを支援する「アーティスト・イン・レジデンス事業」をおこなっています。2026年度第1期(7~10月)は3人のアーティストたちが参加し、聖なるもの/コミュニティ/戦争の記憶といったそれぞれのテーマで、リサーチや作品制作を進めてきました。
その成果発表の場として、展覧会「視差―いつもそこに在るもの」を開催します。「視差」とは、ある対象を異なる地点から見ることで起こるズレやその現象を意味しています。3人のアーティストは、私たちの身近に在りながら、ときに見過ごされてきたもの・ことに目を向け作品を制作してきました。アーティストそれぞれの異なる視点を通して見ることで、私たちが暮らす福岡の日常が、どのような姿として新たに浮かび上がってくるのでしょうか。ぜひ成果展会場でご覧ください。
◇関連イベント
アーティスト・トーク
・第1部:アーティストたちが各展示会場で自身の作品について話します
・第2部:コミュニティ・スペースでレジデンス全体について話します
9月20日(日)14:00-16:00
集合場所 : Artist Cafe Fukuoka内 ピロティ
申込不要・参加無料 ※逐次通訳あり
イアン・ティーによるレクチャー・パフォーマンス
「シンガポールへの道―中村研一の戦争画と時代の記憶をたどって」
9月27日(日)14:00-15:00
会場:福岡アジア美術館アートカフェ(福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル7階)
申込不要・参加無料 ※日英逐次通訳あり
ハン・ハン
滞在期間|2026.7/16-10/8
1995年生まれ、ベトナム・ハノイ、フランス・パリを拠点に活動。何気ない物語や記録の断片を通して、人間が太古の昔から受け継いできた感覚的な記憶を探り、日常を新たな視点で捉えなおす作品を制作してきた。福岡では、日常に潜む「聖なるもの」を求めて、寺社や舞台などをリサーチ。氷の変化や福岡で採取した土を通して、みる者の知覚を問い直そうとする。
[展示場所:スタジオ1、3]

参考画像
アムシャド・スヌワール
滞在期間|2026.7/15-10/8
1993年生まれ、ネパール・カトマンズを拠点に活動。自身の文化的ルーツである民族集団のスヌワールやコユ・ライから離れて育ったことから、文化の衰退やアイデンティティに強い関心を寄せてきた。福岡では人とコミュニティとの関りや記憶の在り方について考察。多くの人から思い出の場所や物のフロッタージュ(こすり出し)を集めるプロジェクトを展開し、それをもとに風景画を制作する。
[展示場所:ギャラリー]

参考画像
イアン・ティー
滞在期間|2026.7/15-10/8
1994年生まれ、シンガポールを拠点に活動。絵画や視覚文化における様式・素材の変化と社会の関係に関心を持ち、制作をおこなってきた。福岡では、街に残る戦争の歴史や福岡出身の画家・中村研一についてリサーチ。自身の徴兵経験やシンガポールと日本の歴史的な関係とも重ねながら、戦争や対立の過去がどう記憶されてきたかを問いかける。
[展示場所:スタジオ2]

参考画像
| 会場 | Artist Cafe Fukuoka(福岡市中央区城内2-5) |
|---|---|
| 観覧料 | 無料 |
| 主催 | 福岡アジア美術館 |
| 問い合わせ | 092-263-1100 |
| 協力 | Artist Cafe Fukuoka、九州製氷株式会社 |