刊行物

窓花と呼ばれる中国の切り紙だけでなく、それらが生み出された黄土高原の暮らしや生活空間にも焦点を当てた展覧会の図録。現地でのフィールドワークや、そこで出会った人々との交流なども詰まった一冊です。160ページ、モノクロ／カラー、切り紙用の色紙付き。

ミャンマー最初の現代美術グループ「ガンゴー・ヴレッジ・アート・グループ」（1979-）で活躍した8作家を、その自由な表現を模索し続けてきた美術グループとしての歴史的活動も含めて紹介。全48頁、オールカラー。

ネパールの先住民族であるネワール族の画家が描いた、仏教やヒンドゥーの神仏や曼荼羅などの絵画、ポーバ絵画を、30作家約50点の作品で紹介した展覧会。西洋的な陰影表現や油彩技法など、新たな手法を取り入れて展開する現代のポーバ絵画の世界を紹介。全80頁、カラー図版48頁。

インド近代美術の誕生の黎明期において「カンパニー絵画」が果たした重要な役割を、ニューデリー国立近代美術館と福岡アジア美術館の所蔵品による絵画や写真でたどった展覧会。
全48頁、カラー図版32頁。

バングラデシュの港町チッタゴンで活躍するニルーファル・チャマンの個展。80年代末から現在までの作家の歩みを絵画や素描、立体作品でたどった展覧会。

日本が台湾を統治していた時代に、台湾で生み出された美術を紹介。台湾の作家、また台湾に滞在していた日本の作家の作品を合わせて25点展示。

1950～90年代のパキスタン映画のポスター102点を紹介した展覧会。出品作品すべての画像を掲載。

パトリシア・ウベロイ（社会学者）とプージャ・スード（1999年度滞在研究者）企画。カレンダーのキッチュでディープな女性のイメージにインド社会の状況を読み解く

「アート横断」シリーズ第3回目の展覧会。漫画やアニメとともに育ってきた日本と韓国の7人1組の作家が出品。

伝統的なコミュニティに伝わる刺繍の近代化による変容をたどる。カンタ刺繍に関する唯一の本格的な日本語文献。多くの要望に応えてついに再版！

ヴァージニア・ワイルス企画。パキスタンの現代細密画家19人による作品を紹介した展覧会。

グラフィックデザイナーとして知られる杉浦康平は、アジアの図像研究の第一人者としても知られる。その多彩な仕事の中でも特異な位置を占める雑誌デザインを中心に約500点を紹介。

ヨハン・パイナップル（1999年度滞在研究者）企画。近年に大きく発展しつつあるインド作家10人のビデオ・アート

スリランカ最初の近代美術運動に貢献したライオネル・ウェント（1900-1944）による写真展

カトリック信仰が土着化する中で変容した聖像に加え、現代に生きる民間信仰のオブジェを作家ノルベルト・ロルダンが構成

太平洋戦争後の復興とシンガポール建国への動きの中で、「南洋」と呼ばれたこの地域の近代美術が、担い手だった中国系画家によってどのように作られたかをたどる

伝統的なコミュニティに伝わる刺繍の近代化による変容をたどる。カンタ刺繍に関する唯一の本格的な日本語文献。多くの要望に応えてついに再版！

ボンベイの中堅作家の個展。不気味な動きを伴う平凡な物体を利用した彫刻

国際交流基金アジアセンター企画の、東アジア３地域・１０作家の現代コミック競作

パトリシア・ウベロイ（社会学者）とプージャ・スード（1999年度滞在研究者）企画。カレンダーのキッチュでディープな女性のイメージにインド社会の状況を読み解く

国際的に活躍する韓国作家の個展。サイボーグと怪物が合体したような立体に女性の身体のパワーを表現

インドネシア近代美術の創始者の一人、炎のような線描に熱帯の感性を見る