リュウ・リユン(劉立蘊) Liu Liyun
1974年生まれ。中国中央美術学院を卒業後、イギリスのケント美術デザイン大学で芸術学の修士号を取得。現在は中央民族大学で美術を教えている。
[招へい] 2003年9月24日〜2003年12月23日
交流活動
白い布を使って、現実と空想が混じり合う風景画のレリーフやぬいぐるみのような立体作品を丹念に制作。大勢のボランティア・スタッフがその縫製や作品制作に参加した。また、親子を対象にしたワークショップでは、中国の民間に伝わる切り紙細工「剪紙」を教えるなど、物作りの楽しさを市民と共有した。
活動スケジュール
9月24日
福岡に到着。
9月25日
滞在中の活動内容について協議する。
9月27日
ボランティア・スタッフに作品のプランなどを説明する。
9月29日
布や裁縫道具など、当面必要となる物を購入する。
10月4日
「博多灯明ウォッチング」を見て回る。
10月7日~10日
九州ビジュアルアーツ、九州産業大学、福岡教育大学、九州大学芸術工学部を訪問する。
10月15日
大名にあるcom+(コムプラス)を訪れ、日本・香港・台湾の映像作品を見る。
10月17日
共同アトリエ3号倉庫を訪問する。
10月18日
モダンアートバンク ヴァルトを訪問する。
10月21日
ボランティア・スタッフが作品制作に本格的に関わり、布で雲や木などの立体物を作り始める。
10月23日
滞在制作したレリーフや立体作品の展示方法について協議する。
11月3日~7日
東京へ旅行する。
11月8日
ボランティア研修旅行に同行し、秋吉台国際芸術村や山口情報芸術センターなどを訪問する。
11月29日
ワークショップ「中国の剪紙(切り絵)を作ろう!」を交流スタジオで開催。小学生と保護者37人が参加した。
12月20日
「第5回アーティスト・イン・レジデンスの成果展 パート2」を交流ギャラリーで開催。ギャラリー・トークを実施する。
12月23日
帰国。