2025 招へい 日本

馬場さおり Baba Saori

2025年度 招へい

福岡市生まれ、福岡市在住

2023年 「2024 SKM PHOTO新光三越國際攝影大賽」 優選獎 (台湾)
2022年 「その男, 彭志維(ポン・ツー・ウェイ)」ソニーイメージングギャラリー銀座(東京)
2018年 「EPSON meet up! Selection」 優秀賞受賞
2016年 「The View Through My Blood」ソニーイメージングギャラリー銀座(東京)
2015年 「2.7% 〜若年性乳がんを発症した私〜 」新宿ニコンサロン(東京)


[招へい] 2025年7月8日〜2025年10月2日
馬場さおり 公式ウェブサイト
馬場さおり 公式インスタグラム

これまでの活動

福岡市生まれの写真家、芸術博士。九州産業大学大学院修了後、台湾・台南應用科技大学助理教授などを経て、現在は北九州市立大学特任准教授。自身の乳がん闘病体験を起点に、身体性やジェンダー、社会的マイノリティをテーマに作品を制作。代表作《2.7%》《The View Through My Blood》《その男、彭志維》など。研究者としても、女性写真家や台湾の写真文化に関する論考を発表し、写真と社会をつなぐ実践を行っている。

《2.7% 〜若年性乳がんを発症した私〜》2014年〜現在
《The View Through My Blood〜 今、私が見ている世界》2010年〜現在
《その男, 彭志維 (ポン・ツー・ウェイ)》2021- 2024年

交流日記

9月14日 アーティスト・トーク(Artist Cafe Fukuoka)

参加者に作品を自由に鑑賞してもらった後、コミュニティスペースでスライドを見せながら、作家にとって写真を撮ることは修行であること、作家自身のゆかりある場所での撮影の様子、展示作業の苦労などを語った。

9月13日 第24回 アーティスト・イン・レジデンスの成果展 いとなみを照らし出す(Artist Cafe Fukuoka)

《写真遍路プロジェクト__記憶の循環 2025》《写真遍路プロジェクト__記憶の循環 2025__on the way》を展示した。

8月29日 写真印刷

九州産業大学で百瀬俊哉教授の協力のもと、88枚の写真をクリアフィルムに印刷をした。また、縦1m 横4m以上の超大型作品の印刷もおこなった。

8月19日 展示準備

スタジオ内に足場が組まれ、写真作品を吊るすための骨組みに取り組んだ。

8月8日 展示準備

88枚の写真を連ねたインスタレーションを展示するため、撮影と並行しながらスタジオで作品のサンプル制作や写真を吊り下げる展示の準備をスタートした。

8月7日 福岡の街を撮影

滞在制作作品で使用する88枚の写真を撮影するため、慣れ親しんだ福岡の街へ足を運び、思い出の場所をたどった。

8月2日 レジデンス交流会

案内・解説ボランティアによる『福岡アジア美術館 ベストコレクションⅢ 変革の時代、新たなる自画像』のギャラリーツアーの後、会議室で参加者が料理を持ち寄った懇親会をおこなった。

7月26日 キックオフ・トーク&ワークショップ
(Artist Cafe Fukuoka)

ガンにかかった自分を撮影した作品、福岡に滞在している留学生の日常生活を撮影した作品、人物写真と自分の血の写真を重ねた作品、台湾滞在中に制作した映像作品の紹介をおこなった。今回のレジデンスでは「つなぎ遍路」を軸にして願いを込めた88枚の写真を重ねてひとつの作品にすることを語った。

7月10日 あじびバックヤードツアー

あじびのコレクション展だけでなく、学芸図書室や収蔵庫、資料室、撮影室などを見学し、各担当スタッフから詳しい話を聞いた。

7月9日 Artist Cafe Fukuoka入り

Artist Cafe Fukuokaスタジオであじびスタッフやコーディネーターたちとの顔合わせ、オリエンテーション、館内ツアーをおこなった。その後アーティストたちはそろって自転車で周辺を散策。