モハメド・フォズレ・ラッビ・フォティック Md. Fazla Rabbi Fatiq

1995年バングラデシュ・クミッラ生まれ、クミッラ在住
2024-25年 「Hard Graft: Work, Health and Rights」 Wellcome Collection Museum(ロンドン、イギリス)
2023年 「アルル国際写真フェスティバル」(アルル、フランス)
2023年 「ダッカ・アート・サミット2023」 (ダッカ、バングラデシュ)
2023年 サムダニ美術財団 サムダニ・アート・アワード受賞(バングラデシュ)
2022年 シャルジャ美術財団 「Vantage Point Sharjah 10」グランプリ受賞(アラブ首長国連邦)
[招へい] 2025年7月8日〜2025年10月2日
モハマド・ファズル・ロビ・ファティック 公式ウェブサイト
モハマド・ファズル・ロビ・ファティック 公式インスタグラム
これまでの活動
バングラデシュ在住のアーティスト。写真というメディアを通して、政治や土地開発、腐敗といった問題やベンガル地方の見過ごされてきた歴史をテーマに、静けさと空虚さ、不完全さと不確実性に満ちた作品世界を浮かび上がらせてきた。また、その被写体や構図などからは、見る者に静かな緊張感を感じさせる。
福岡のプロジェクトでは、語られることなく脇に追いやられた現実に目を向けることで、必要性と価値、社会構造との間にひそむ緊張関係をひも解く。
交流日記

8月2日 レジデンス交流会
案内・解説ボランティアによる『福岡アジア美術館 ベストコレクションⅢ 変革の時代、新たなる自画像』のギャラリーツアーの後、会議室で参加者が料理を持ち寄った懇親会をおこなった

7月26日 キックオフ・トーク&ワークショップ
(Artist Cafe Fukuoka)
コロナ禍の家の中で撮影した作品、人気観光地と低賃金労働者を対比させた作品、計画が頓挫し放置されたままの建造物を撮影した作品の紹介をおこなった。福岡では、食べ物を題材にバングラデシュと福岡で撮影した写真を重ねたような作品を構想していると語った。

7月23日 撮影準備
九州産業大学のシム・ウヒョン先生協力のもと、スタジオにカメラ機材のセッティングをおこなった。

7月10日 あじびバックヤードツアー
あじびのコレクション展だけでなく、学芸図書室や収蔵庫、資料室、撮影室などを見学し、各担当スタッフから詳しい話を聞いた。

7月9日 Artist Cafe Fukuoka入り
Artist Cafe Fukuokaスタジオであじびスタッフやコーディネーターたちとの顔合わせ、オリエンテーション、館内ツアーをおこなった。その後アーティストたちはそろって自転車で周辺を散策。