あじびコレクションX―②「ネパールのチトラカール」
- 期間
- 2020年6月25日 (木) 〜 2020年9月22日 (火)
- 会場
アジアギャラリー
所蔵品1点を詳細に紹介した「あじび研究所」をバージョンアップ! 制作年・場所・主題・技法・作者などの共通項から2点の作品を選び出し、対比することによってそれぞれの作品世界を紐解きます。
「ネパールのチトラカール」
出品作品:テジ・バハドゥール・チトラカール「父祖に捧ぐ」(1966年)
プレム・マン・チトラカール「緑ターラー」(2005年)
ネパールの絵画作品の作者をみると、「チトラカール(Chitrakar)」という苗字が多いことに気づきます。ネパールには、「チトラカール」さんがたくさんいるのでしょうか?
実は、「チトラカール」は、ネパールの先住民族ネワール族の職業カーストの一つで、サンスクリットで「Chitr」が「絵」、「akar」が「作る人」を意味し、「絵師」の職業であることを示します。
ここでは、20世紀以降に活躍したふたりの「チトラカール」の作品をみていきます。
会場 | アジアギャラリー |
---|---|
観覧料 | 一般200円(150円) 高校・大学生150円(100円) 中学生以下無料 |
主催 | 福岡アジア美術館 |
問い合わせ | 福岡アジア美術館 Tel:092-263-1100 |