コレクション展

お家へ帰ろう――わたしの居場所をめぐるストーリー

期間
2014年1月2日 (木) 〜 2014年4月1日 (火)
会場

アジアギャラリーA

わたしたちは、一生のうちにいくつかの家に住みます。家の形や作りは、住む人の文化や環境によってさまざまですが、わたしたちが共通して持っている精神的な安らぎや温かさの象徴です。家族と食卓を囲んだり、居間や浴室で心置きなく和んだり、ぐっすりとベッドに横たわるなど、家でくつろぐ時間は本当にかけがえのないものです。
家が日々の生活の真ん中にある一方で、その住み慣れた家を失う人々もいます。近代化のうねりの中で古い家屋自体が壊される人、戦争や貧困のために生まれ育った土地を追われる人がいます。家の数だけストーリーがあるのです。
わたしたちは帰る場所があると安堵を覚え、それがいつしか当たり前になります。本展では、家についての作品をめぐりながら、もう一度自分たちの居場所やルーツを振り返ってみるとともに、後半では家を求めてさまよう人々へと思いをはせたいと思います。

 

「わたしの家」
家は日々帰る場所であり、生活にとってかけがえのない存在です。このコーナーでは、家に関する作品を通して、そこに住む人それぞれの「わたしの家」の風景を紹介します。

 

「家を求めて」
世の中には紛争や思いもよらぬ出来事で、家を失う人々がいます。家は永遠に在るのではなく、わたしたちの仮の居場所なのかもしれません。このコーナーでは、そんな移ろいをテーマにした作品を紹介します。