あじびレジデンスの部屋 第３期
「寺社を訪ねて」
- 期間
- 2021年9月23日 (木） 〜 2021年12月25日 (土）
- 会場
アジアギャラリー
福岡アジア美術館では、1999年の開館からアジアのアーティストや研究者を招聘するレジデンス事業をおこなっています。現在までの22年間で156人が福岡に滞在し、作品制作や調査研究をおこないました。
「あじびレジデンスの部屋」では、今回、福岡の寺や神社を作品発表の場としたり、その歴史や文化を題材にした4人のアーティストによる滞在制作作品を紹介します。アジアのアーティストたちが感じた福岡の姿をお楽しみください。
※福岡アジア美術館の交流事業とは
当館の交流事業では、1999年の開館当初から、毎年アジアの美術作家や研究者を招へいして一定期間滞在していただき、市民との共同制作やワークショップ、トークなどをとおして交流をおこなう「レジデンス・プログラム」をすすめてきました。こうした交流により、地域の人々がアジアの美術と文化への理解を深め、アジアの美術交流拠点となることを目指しています。
カム・タン・サリアンカム（ラオス）の制作風景（2001年5月15日～8月12日まで滞在）
滞在中に櫛田神社など福岡のさまざまな寺社を訪ねた。
カム・タン・サリアンカム「護りの屋根」2001年、油彩・画布
カム・タン・サリアンカム「護りの屋根」ほか（プロジェクト《心を開いて》の一部）2001年、展示風景
キム・ジミン（韓国）（2010年9月7日～11月22日まで滞在）
キム・ジミン（韓国）の宮地嶽神社（福岡県福津市）での制作風景
キム・ジミン「ファン2010―神社の記憶」2010年、ビデオ（11分33秒）
ヴー・キム・トゥー（ヴェトナム）
（ 2018年9月11日〜2018年11月28日滞在）
龍宮寺三宝大荒神堂（博多区冷泉町）を訪問するヴー・キム・トゥー
ヴー・キム・トゥー「水とみる夢」2018年、八女和紙、ベトナムの手漉き紙（ゾー）、龍宮寺三宝大荒神堂（博多区冷泉町）にてインスタレーション展示
チュア・チョンヨン（マレーシア）の制作風景（2002年3月14日～4月11日まで滞在）
チュア・チョンヨン パフォーマンス「戦前の家、売出し中：ポートー」2002年、東長寺（博多区御供所町）にて
チュア・チョンヨン「戦前の家、売出し中：ポートー」2002年、展示風景
| 会場 | アジアギャラリー |
|---|---|
| 観覧料 | 一般200円（150円） 高校・大学生150円（100円） 中学生以下無料 |
| 主催 | 福岡アジア美術館 |
| 問い合わせ | 福岡アジア美術館 Tel:092-263-1100 |
