日韓近代美術家のまなざし─『朝鮮』で描く

期間
2015年12月17日 (木) 〜 2016年2月2日 (火)
会場

企画ギャラリー

本展は、20世紀前半の日本と韓国の美術、そして美術家どうしの交流に焦点をあてた展覧会です。日本による朝鮮半島の統治という社会的矛盾に満ちた「近代」において、日韓両国の美術家たちは、自らをとりまく世界の限界や苦難、葛藤を抱えながらも、それを超えようとするまなざしをもち、豊かな表現活動を行いました。藤島武二や山田新一、荒井龍男、山口長男、浅川伯教・巧など、韓国にゆかりの深い日本近代美術を代表する作家たち。高羲東[コ・フィドン]や李仁星[イ・インソン]、李仲燮[イ・ジュンソプ]、金煥基[キム・ファンギ]、李快大[イ・クェデ]など、日本との交流をもつ韓国近代美術の巨匠たち。彼らの代表的な作品に加えて、これまでほとんど注目されてこなかった戦前の在「朝鮮」日本人作家の作品なども、最新の研究成果をふまえてご紹介いたします。

※休館日について12月23日(水・祝)は開館いたします。24日(木)は閉館。年末年始は、12月26日~1月1日まで休館。1月2日より通常開館。