第13回アーティスト・イン・レジデンスの成果展 パート1 

期間
2013年7月20日 (土) 〜 2013年8月5日 (月)
会場

交流ギャラリー

福岡アジア美術館では、アジアの各国・地域からアーティストを招聘し、滞在制作やワークショップなどをとおして様々な美術交流をおこなう「レジデンス・プログラム」を実施していています。

本年度第1期のレジデンス・プログラムは、シンガポールからチェン・サイ・ファ・クアンと、タイからチャリントーン・ラチュルチャタの二人のアーティストが、5月から福岡に滞在し、作品制作とともに様々な活動を行いました。本展では、滞在制作作品の展示と、トークやワークショップなど二人が行なった活動の成果を紹介します。ぜひご覧ください。

◇チェン・サイ・ファ・クアン Chen Sai Hua Kuan

1976年生まれ、シンガポール在住。日用品を使ってオブジェやインスタレーションを制作するアーティスト。福岡では、土を使ったサウンド・インスタレーションの制作を行なった。福岡の土を採取し、そこに金属の棒をさして電気を発生させ、そこから生み出した音を同じ土から制作した土器によって増幅させる。(滞在期間:5月15日~7月23日)

◇チャリントーン・ラチャルチャタ Charinthorn Rachurutchata

1982年生まれ、タイ・ノンタブリ在住。フリーの写真家としてファッション雑誌でも活躍する新進アーティスト。独自の世界観を示した映像作品や写真作品を制作する。福岡では、日本の伝統文化や儀礼に興味を示し、自身を投影した女性が日本の文化に出会うことで恋人を亡くした悲しみから再生する映像作品と、それに関連した写真作品を制作した。 (滞在期間:5月15日~7月23日)

□オープニング・イベント

7月20日(土)10:00~チェン・サイ・ファ・クアンのサウンド・インスタレーションの実演アーティスト・トーク(逐次通訳)