第12回 アーティスト・イン・レジデンスの成果展 パート2

期間
2012年11月17日 (土) 〜 2012年12月3日 (月)
会場

交流ギャラリー

◆平成24年度文化庁 文化芸術の海外発信拠点形成事業◆

福岡アジア美術館では、毎年アジアの各国・地域からアーティストを招聘し、滞在制作やワークショップなどをとおして様々な美術交流をおこなう「レジデンス・プログラム」を実施していています。 本年度第2期は、マレーシアからアズリザ・ビンティ・アヨボと、タイからランプー・カンサノウの二人のアーティストを迎えました。二人は9月から70日間福岡に滞在し、活動を行いました。

アズリザ・ビンティ・アヨボは、福岡の人々とともに紙粘土で約2000個のキノコを制作しました。本展では、それらのキノコを用いたインスタレーション発表します。一方、ランプー・カンサノウは、福岡で出会ったさまざまな人々をモデルにした、コミカルな油彩画を5点描きました。 二人は、滞在制作の他にも、トークやワークショップなど多彩なプログラムを行いました。本展では、こうした二人の福岡での活動の成果をご覧ください。

 

◇アズリザ・ビンティ・アヨボ Azliza Binti Ayob

1975年生まれ、マレーシア、セランゴール在住。様々な社会問題を女性の立場でとらえた絵画やインスタレーションを制作するアーティスト。2005年に開催した第3回福岡アジア美術トリエンナーレに出品。福岡の人々とともに制作した紙粘土のキノコを使ったインスタレーション作品を制作。(滞在期間:9月12日〜11月20日)

 

◇ランプー・カンサノウ Lampu Kansanoh

1983年生まれ。タイ、サムットソンクラーム在住。人々の日常生活をエネルギッシュに描いて注目を集める若手画家。2009年 に開催した第4回福岡アジア美術トリエンナーレに出品。滞在中は、福岡で出会った人たちをモデルにしたコミカルな絵画を制作。(滞在期間:9月12日〜11月20日)