コレクション展

活字をめぐる冒険―アートに見る本と文字

期間
2012年10月4日 (木) 〜 2012年12月25日 (火)
会場

アジアギャラリーA

扉を開いた先に広がる、未知なる世界との出会い。わたしたちは物語や随筆、詩を読むことで、何かを考え、笑い、泣き、そして生きていくための勇気をもらいます。また、ぎっしり詰まった活字に、そこに蓄積された膨大な知識や素晴らしい人々の英知を知り、深い感銘をうけます。あるいは、淡々とつづられた記録から、国や社会や家の歴史を知り、時にはそこにひそむ力(それを書かせた権力)を垣間見ることもあります。
本展は、「読書の秋」にあわせて、本や文字を表現にとりいれた作品を特集しています。木の葉が日々濃く色づくなかで、あるいは北風がふきはじめ初雪の舞うなかで、どうぞ美術作家による本や文字を大胆に使った作品に出会ってください。
それらは、明快な文章ではなかったり、判読できなかったり、断片的な言葉や記録であったりします。しかしそうであっても、文字がほかのイメージと組み合わされることで、むしろ作品の意味は広がっていきます。つまり、鑑賞者は文字とイメージを頼りに自由に作品を読み解き、その文字や文章がもともと表わしている概念や意味を超えた別の世界に出会うことができます。また、後景におかれる記録や文字が作者の制作意図を解き明かす鍵になることもあります。
それではいざ!「活字をめぐる冒険」へご出発ください。