コレクション展

演じる人々――芝居・役者・大道芸

期間
2012年6月28日 (木) 〜 2012年9月18日 (火)
会場

アジアギャラリーB

芝居は、そら事の世界。大衆が憧れ、憂さ晴らしをする娯楽の場であった芝居小屋や舞台の様子は、これまで多くの画家をひきつけてきたテーマでした。 本展前半では、芝居や大道芸、映画の世界で活躍した役者や芸人、俳優に焦点をあて、「演じる人々」の魅力に迫ります。虚構の芝居世界で、現実とは別の人生を演じる役者や俳優、研鑽を積んだ技によって観客を非日常世界へとたくみに誘う大道芸人は、どのように美術作家の眼に映ったのでしょうか。会場では、作品に登場する有名俳優やアジアの大衆演劇についても紹介いたします。 後半では、「演じる」ことで現実社会を生き抜く人々に注目します。まずは、作家自身が作品の中に「役者」のように登場する写真作品を取り上げます。現実の社会で、生きていくときにぶつかる問題や葛藤を自ら演じ、写真作品の中に写しこむことによって、乗り越えようとしている作品です。そして、最後のコーナーでは、一般の人々、民衆がさまざまな社会問題が生じる現実社会を生き抜くための手段として、仮面をかぶってなんとかやりすごしていく姿をとりあげます。 本展では、芝居や舞台で、そして現実社会で、「演じ」ながら生きる人々の姿に、約40点の作品で迫ります。