2023年度 福岡アジア美術館 受入支援事業
サブリ・イドゥルス　＆　メリアンタ・ムリアワン
レジデンス制作作品公開＆トーク

福岡アジア美術館では、シンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ銀行絵画展の受賞者を、当館での受入支援のレジデンス作家として受け入れています。今年度、サブリ・イドゥルス（マレーシア）とメリアンタ・ムリアワン（インドネシア）は、5月10日より約1か月の短い滞在の中で絵画やインスタレーション作品を制作しました。

サブリ・イドゥルスは、福岡滞在中に舞鶴公園や福岡城址を歩いて回り、その歴史や建築的な構造を工業用塗料や粉末など実験的な素材を用いて、色鮮やかな絵画作品に描き出しました。

メリアンタ・ムリアワンは、中国系インドネシアの家庭に育ったことから、日常生活における宗教のあり方に関心をよせます。福岡滞在中には、鳥飼八幡宮や博多旧市街の寺社をめぐり、神具や飾物のイメージを繊細なインスタレーションに作り上げました。

会期：2023年6月1日（木）～6月6日（火）

※サブリ・イドゥルスの展示のみ、6月20日まで延長展示いたします。

会場：福岡アジア美術館 アジアギャラリー前（７階）、ラウンジM8

入場無料

◎2作家によるオープニング・トーク

日時：2023年6月4日（日）13:00～14:00

場所：展示作品前

逐次通訳あり（日英）