コレクション展
境界を行き交うーアジアのインスタレーションⅡ
- 期間
- 2023年3月23日 (木) 〜 2023年6月20日 (火)
- 会場
アジアギャラリー
インスタレーションとは、彫刻や立体物が建築や風景と交わり関係することで、空間そのものを「作品」とする1970年代に登場した現代美術の手法のひとつです。
その表現は、特定の場所と深く結びつく(サイト・スペシフィック)作品から、空間のなかに写真、アーカイブ資料などを設置して多義的な意味を読み取らせる仕掛けまで様々です。また近年では、映像や照明機器を用いて知覚を拡張するようなスペクタクル(壮観的)なものから、演劇的手法で劇場的な展開がなされる作品まであります。
このコーナーでは「境界を行き交う」というテーマで、アジア作家のインスタレーション作品を展示します。
前期展示(1月2日~3月21日)は、1990年代から中国を拠点に活躍し、女性たちの経験や記憶を「移動」という行為に重ねたイン・シウジェン(尹秀珍)の映像インスタレーション作品を紹介します。後期展示(3月23日~6月20日)は、1990年代からマレーシアにおける華僑をテーマに、劇場的なインスタレーションをつくりだしたタン・チンクァン (陳振権)の作品を紹介します。
会場 | アジアギャラリー |
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観覧料 | 一般200円(150円) 高校・大学生150円(100円) 中学生以下無料 |
主催 | 福岡アジア美術館 |
問い合わせ | 福岡アジア美術館 |