レジデンス成果展示

第6回アーティスト・イン・レジデンスの成果展 パート1

期間
2004年8月7日 (土) 〜 2004年8月19日 (木)
会場

7階ロビー、彫刻ラウンジ、あじびホール

アジアの国々からアーティストを招へいし、滞在制作やワークショップなどをとおして様々な美術交流をはかる福岡アジア美術館の「アーティスト・イン・レジデンス」は、今年で6年目を迎えました。

今年度前期は、5月から3カ月間、インド、ミャンマー、ネパールからそれぞれ1名のアーティストを招へいしました。3人のアーティストにとって、日本・福岡での滞在制作は初めての体験で、異文化での生活や新たな制作環境に戸惑いながらも、精力的に作品を制作してきました。その滞在の成果である作品を、福岡アジア美術館内の各所に展示いたします。

彼らは何を思い作品を制作し、福岡での3カ月は彼らに一体何をもたらしたのでしょうか。描かれた作品に心の耳を傾ければ、きっと彼らの声が聞こえてくるはずです。彼らの滞在の成果をご覧ください。

 

◆参加アーティスト◆

 

レカ・ロドウィッティヤ(インド)

1958年生まれ。伝統、経済格差、宗教対立、そして今日の支配的文化が、現代社会の変化の要因になっているという思いから、隠喩をとおして変わりゆく世界に対する彼女の視点を明らかにしている。

 

ミョ・タン・アウン(ミャンマー)

1965年生まれ。シュエ・オウン・タメらに絵画を学ぶ。風景や草花、人物などをモチーフに写実的な絵画を制作している。また、毎年開催している美術展「シュエ世代」の企画者として活躍。

 

リータ・マナンダール(ネパール)

1978年生まれ。カトマンズで美術を学ぶ。現在、高等学校の美術教師。絵画の制作だけでなく、インスタレーションなどの新たな表現方法に熱心に取り組んでいる。