第9回 アーティスト・イン・レジデンスの成果展 パート2

期間
2009年3月20日 (金) 〜 2009年4月14日 (火)
会場

彫刻ラウンジ

国内外で活躍する新進気鋭のアーティスト、シャ・アィファ(台湾)とウェイ・レン・テイ(シンガポール)の滞在制作展がいよいよ開催されます。
二人のアーティストは、福岡アジア美術館の美術作家交流事業(アーティスト・イン・レジデンス)に参加するために、1月から福岡に滞在し、市民とのワークショップや様々な交流を通して、アジアの社会状況や同時代のリアリティを反映した、福岡ならではの作品を制作してきました。その滞在制作の成果をぜひご覧ください。

 

◆参加アーティスト◆

シャ・アィファ/ Hsia Aihua
(1973年、台湾生まれ/台北在住)

漆絵の技法を用いて、どこか現実から遊離したような世界を、絵画や彫刻作品をとおして表現する女性アーティスト。
国立台湾芸術学院と沖縄県立芸術大学で美術を学んだ。福岡アジア美術館には、1月23日から3月25日まで滞在。

福岡で感じた様々なこと(水の多い街の雰囲気と日本的なマンガのイメージ )を取り入れ、漆絵の大作「 夢の狭間 」と、ワークショップに参加した人たちの漆絵ハガキを展示します。

 

ウェイ・レン・テイ/ Wei Leng Tay
(1978年、シンガポール生まれ/香港在住)

街の空気や息づかい、或いはそこで暮らす人々の生活の断片を、シャープに切り取る女性写真家。
香港を拠点にフリーランスで活動。福岡アジア美術館には、1月13日から3月25日まで滞在。

福岡に住む22組の人たちの写真を、1枚は写真スタジオで、もう1枚は生活感ただようそれぞれの自宅で撮影した「 ここからどこへ /Where do we go from here ? 」。また、博多小学校5年生がワークショップで撮影した写真作品も展示します。