第10回アーティスト・イン・レジデンスの成果展 パート1

期間
2010年8月10日 (火) 〜 2010年8月24日 (火)
会場

福岡アジア美術館8階ロビー、あじびホール

インド人女性アーティストのアナンディタ・ダッタは、福岡アジア美術館の美術作家招聘事業のために6月から福岡に滞在し、滞在制作やワークショップなどの交流プログラムをおこないました。
滞在制作は、九州産業大学芸術学部の学生らとともに泥を用いた大がかりなパフォーマンスをおこない、その様子を写真とビデオ作品にしました。また、ワークショップは小中学生とインドの凧や王様の冠を制作しました。
その滞在の成果を本展で展示します。

 

泥のパフォーマンス!
うだるような暑さのなか、九州産業大学の屋外ステージでそのパフォーマンスはおこなわれました。ステージの床と壁面は茶色の泥でびっしりと覆われ、その表面はまるで草むらのように荒々しく乱れています。その真ん中で無言のまま腕相撲をする泥だらけの男と女。しかし、その勝負はいっこうにつきそうにありません・・・

 

アナンディタ・ダッタ/Anindita Dutta

1973年、プルニア(インド)生まれ。インドのヴィシュヴァ・バーラティ大学(タゴール国際大学)で彫刻を学んだ後、アメリカのパデュー大学とアイオワ大学に留学し、彫刻とセラミックを学んだ。2010年、福岡アジア美術館招聘事業参加アーティストとして6月10日から8月18日まで福岡に滞在し、市民との共同制作やワークショップを通して多彩な美術交流をおこなった。