第5回アーティスト・イン・レジデンスの成果展　パート1

平成15年度前期招聘美術作家2名の滞在制作作品を公開。ジャカパン・ヴィラシニークンは、滞在中に強い印象を受けた自転車や理髪店のサインポール、多彩な柄のマンホールの蓋、非常口のサインなどを用いたインスタレーション作品を展示し、チュルテム・ボルドバータルはモンゴルの古代壁画を思わせる文様を施した石や砂などを天文学に基づくゲーム板のように配置して、アクリルや抽象画の作品と組み合わせたインスタレーション作品を展示します。

◆参加アーティスト◆

ジャカパン・ヴィラシニークン（タイ）／Jakapan Vilasineekul (Thailand)

１９６４年生まれ。１９９０－９４年、ドイツのカールスルーエ国立美術大学に留学。現在、バンコクのシラパコーン大学美術学部彫刻科で教えている。

チュルテム・ボルドバータル（モンゴル）／Chultem Boldbaatar (Mongolia)

１９５５年生まれ。１９７５－８１年、モスクワのスリコフ美術学院に留学。２０００年、同学院にて芸術文化博士号取得。現在、モンゴル国立大学で芸術学を教えている。