福岡ガムラン・フェスティバル2022 Part.4 「共鳴するガムラン」

期間
2022年12月4日 (日)
時間

開演 14:00 (開場 13:30)
終演 17:00

会場

アートカフェ

「福岡ガムラン・フェスティバル」の最終日は、アジア美術館アートカフェを舞台に福岡で活動する三つのグループのガムランの響きが共鳴するプログラムによってフィナーレを飾る。
「パラグナhakata」によるスンダ(西ジャワ)のガムラン古典曲から始まり、ルー・ハリソンの代表作《La Koro Sutro》が「LOU」によって演奏される。エスペラント語によるこのハリソンの「般若心経」は、もともとはアメリカン・ガムランによるものだったが、松村由佳によって「ドゥグン」に編曲され、合唱や廃材楽器も加わる40分ほどの大曲。
さらに、長年ガムランを音楽実践の活動に取り入れてきた社会福祉法人「明日へ向かって」に所属する「Go On」によって協同作品「華」も披露される。
ガムランによって多くの人たちが出会い、そして、つながりの輪がひろがる。さまざまに打ち鳴らされ、共鳴するガムランがアートカフェ全体を響きの渦に変容させていく。

【演奏曲目】
ガムラン・ドゥグン古典曲
ルー・ハリソン:La Koro Sutro〜般若心経 (1973)  松村由佳 編曲
藤枝守:ガムラン・エチュード「虹がみえたよ」 (2019)
Go On協同作品:華 (2021)

【出演】
ガムラングループ「Go On」
福岡ガムラン倶楽部「LOU」
パラグナhakata

■パラグナhakata
1985年インドネシア・スンダ(西ジャワ)音楽のグループとして結成された「パラグナ・グループ」は、東京を拠点にガムラン・ドゥグン、トゥンバン・スンダの演奏活動を行っている。その「パラグナ」のメンバーが母体となり、福岡のガムラン演奏家と共に、「パラグナhakata」が結成された。古典曲の他、ルー・ハリソン、藤枝守作曲の現代作品も精力的に演奏し、幅広い活動を展開している。2021年「リスニング・ミュージカム~博物館が聴く」(九州大学博物館)、「ガムランの午後」(福岡アジア美術館アートカフェ)に出演。YouTube「Paragunaチャンネル」を開設し、随時配信中。
小谷竜一、後藤弓寿、小林賢直、佐藤紀子、光永誠、峰野誉久、村上圭子、森重行敏、石原鼓緒太

■福岡ガムラン倶楽部「LOU」
国内には数少ないスンダ(西ジャワ)の楽器を中心に結成された、地元福岡を拠点とするガムラングループ。ルー・ハリソンの影響を受けながら、2016年に本格的に活動を開始。スンダの古典音楽や現代曲のみならず、アメリカや日本の新しいガムラン作品にも積極的に取り組んでいる。
アリス、井ノ口貴子、大貫慶、岡崎峻、吉柳拓真、財津靖子、鈴木陽介、原田麻衣子、増田のり子 松岡涼子、松村由佳、光永誠、渡辺融 他

■ガムラングループ「Go On」(社会福祉法人「明日へ向かって」所属)
2016年グループ結成。「社会福祉法人 明日へ向かって」のガムラングループ。2014年にインドネシア・スンダ(西ジャワ)の「ガムラン」を導入し、施設の日中活動として音楽活動を開始。セッションやワークショップを通じ、ガムランによるオリジナルのメロディ創作や歌詞づけから楽曲を制作している。チーム名である「Go On」は、「go on(進む、継続する)」「五音(音階の数)」「轟音」「御恩」そして「ゴーン(音)」という五つの言葉が重ねあわされている。
愛智一郎、財津靖子、佐々木梨沙、佐野優馬、滝下未沙、立石このみ、土井和哉、仁田脇拓也、浜田章、宮﨑小乙理、渡辺亜由未、渡辺融

■入場料:1,500円(ドリンク付き)、小学生以下は無料(要ドリンク代)
■配信:1,000円 詳しくは、お問い合わせください。

お申し込みはこちらからもできます(申し込みフォーム)⇒
https://milestone-art.com/htm/contact-22gamelan.html
 

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