ガムランの午後

期間
2021年11月23日 (火)
時間

14:00~16:30予定(13:30開場)

会場

アートカフェ

日曜日の午後、福岡アジア美術館のアートカフェの広い空間にガムランが響きます。登場するガムランは「ドゥグン」と呼ばれ、西ジャワのスンダ地方で演奏されています。
このイベントでは、そのスンダ地方の音楽をはじめ、「ガムラン曼荼羅」やガムランをともなう「ハープ・コンチェルト」、 「ガムランの般若心経」の三つの藤枝守作品が演奏されます。また、ガムランに関するミニ・レクチャーや楽器にふれあうワークショップも合わせて開催されます。
演奏は、福岡に拠点を置くガムラン・グループ「パラグナhakata」。ゆったりとしたアジア美術館のカフェの空間でガムランが響く時間をお楽しみいただけたら幸いです。

【演奏曲目】
西ジャワ・スンダの音楽、(藤枝守作品から3作品)ガムランの般若心経、ガムランをともなう「ハープ・コンチェルト」、ガムラン曼荼羅
【出演】パラグナhakata(ガムラン) 、中村理恵(ハープ)
【ミニ・レクチャー
ガムランを知る(講師:森重 行敏)
【ガムラン演奏ワークショップ
ガムランにふれる

出演者プロフィール
◆パラグナhakata (ガムラン)
1985年にインドネシア・スンダ(西ジャワ)音楽のグループとして結成された「パラグナ・グループ」は、東京を拠点にガムラン・ドゥグン、トゥンバン・スンダの演奏活動を行っている。その「パラグナ」のメンバーが母体となり、福岡のガムランの演奏家たちが参加して、新たに「パラグナhakata」が結成された。本日のアジア美術館が最初の公演となる。「パラグナ」という名称は、スンダの作曲家ナノ S.氏により命名されたもので、音楽によく通じている者の意。今後、福岡を中心にガムランの演奏活動を展開する予定。

◆中村理恵 (ハープ)
佐世保市出身。福岡市在住。 おとなからはじめるハープ教室「アンドハープ」主宰。歴史的に最も古い楽器の一つで、古代より癒しの音楽、「心の薬」としても用いられてきたハープ。 その豊かな倍音(波動とも言われる)と「天使の歌声」とも称される純粋な音色に魅せられ、 教会、緩和ケア病棟、棚田、水上、神社、能舞台など、様々な環境にて演奏活動を展開。2018年には、九州大学大橋キャンパスで開催された舞台作品「冬至にうたう阿知女作法」に出演。2019年には、ほほえみの国タイ(バンコク) 保護動物救済チャリティーコンサート、2021年には、藤枝守作曲によるモノオペラ「八雲の向日葵」に出演。