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作品リスト
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パキスタン
▼平面
ボカン!
ミアン・イジャズル・ハッサン
■制作年 1973
■材質/技法 油彩・画布
■サイズ
(高さ×幅×奥行)
121.5×183.3×-
1960年代のパキスタンの美術は抽象傾向が主流であったが、旧東パキスタンだったバングラデシュの独立戦争(1970年)などによる激動の時代を背景として、1974年、美術家や映画関係者たち文化人が、一般大衆にメッセージを伝えるためのグループを結成した。イギリス留学中にベトナム反戦運動の影響を受けたこの作者ミアン・イジャズル・ハッサンはその中心メンバーだった。この作品では、人気映画女優フリドスを映画ポスターの様式そのままで描き、それにベトナム戦争を戦う母親の像を組み合わせている。ここでは男性の求める官能的な女性像と、主体的に戦う女性像が対比され、現在のジェンダー(男女の社会的な役割)研究の視点から見ても興味深い作品である。なお母親の像は作者が外国雑誌で見たというベトナム製木版画の様式で描かれている。
▼立体
ハート・マハル
ドゥリヤ・カジ、デイヴィッド・エルスワース、イフティカール・ダディ、エリザベス・ダディ
■制作年 1996
■材質/技法 金属板、トラックバンパー、鏡、照明、ほか
■サイズ
(高さ×幅×奥行)
240×240×600
『ハート・マハル』は、1996年にコペンハーゲンで開催された展覧会「コンテナ 96」で発表された。もともと彫刻家であるドゥリヤ・カジ、デイヴィッド・エルスワース、エリザベス・ダディと写真やコンピューターを用いた作品を作るイフティカール・ダディ、そして様々な職人たちとのコラボレーション作品である。4作家のアイデアやドローイングを、照明・板金・絵などの職人の技を通して作品化した。鮮やかな絵に彩られた入口は薄暗いが、一歩中へ入ると、正面にある心臓型の電飾が強い光を放っている。スチールパネルに覆われたコンテナ内は、反射した光に包まれ目映い。側面部はアイロンや靴、ミッキーマウスなど日常生活の中のモチーフが花模様とともに板金してある。華やかで楽しく、かつ荘厳ささえも醸し出す空間。ここは、美術と大衆文化の間にある境界線を取り去る目的で作り出された、神殿なのである。
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